パイルキャップ(鋼管杭仕様)

鋼管杭頭部処理閉塞具

特徴

  • はめ込み式のため、組立が簡単で作業性が抜群
  • どの受皿にも吊足がセット可能
  • 3本吊で吊足の受面が大きく強度が抜群
  • パイル中空部の処理が確実で経済的
  • パイル中空部の危険防止に
  • 建物の不同沈下も防止
  • 受皿は杭頭補強筋にも自由に使用可能
  • 受皿、吊足共に既製サイズ以外も製作可能

仕様・ラインアップ

受皿サイズ表

サイズ 適応内径 入数
P250 140~160 30
P300 170~190 30
P350 200~240 30
P400 230~280 30
P450 290~320 30
P500 320~350 30
P550 360~400 15
P600 400~430 15

吊足サイズ表

サイズ セット

入数

L300 30
L400 30
L500 30
L600 30
L700 15
L800 15
L900 15
L1000 15

施工方法

注意事項

  • 吊足セット後に杭頭筋を挿入する際は、吊足が受皿のやや内側に位置する構造上、杭頭筋が吊足に接触して十分な施工ができない場合があり
  • 吊足を長いものに変更するなど、埋設深さの調整の検討が必要

コンクリート打設時の注意事項

  • コンクリート打設時には、受皿に直接生コンを当てない
  • 打込み高さが2mを超える場合、および受皿から天端まで1.5mを超える場合には、以下いずれかの補強処置を行う

1.パイル主筋と全ての吊足を番線等で結束
2.打込みの2~3日前に、受皿底面より100~150mm程度の生コンを打って養生